米国を代表するテクノロジー関連企業20銘柄に投資する人気ETF【2244】「グローバルX USテック・トップ20 ETF」に投資する投資信託「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」の登場が明らかになりました。
ファンド概要
ファンド名 | 一歩先いく USテック・トップ20インデックス |
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運用会社 | 大和アセットマネジメント |
当初設定日 | 2024年3月13日 |
対象インデックス | FactSet US Tech Top20 指数(配当込み・円ベース) |
投資対象 | グローバルX US テック・トップ20 ETF |
信託報酬率 | 0.495%(税込) |
配当利回り | – |
決算日 | 毎年3月10日 |
NISA(つみたて投資枠) | – |
NISA(成長投資枠) | 対象 |
ファンド情報 | 公式サイト |
USテック・トップ20インデックスとは
USテック・トップ20インデックス(FactSet US Tech Top 20 Index)とは、名前のとおり米国を代表するテクノロジー関連企業20社で構成されるインデックスです。
NASDAQに上場しているテクノロジー関連銘柄の中で時価総額が大きい20銘柄で構成されます。
米国のビックテックに集中投資するファンドとしてはNYSE FANG+が有名ですが、こちらのETFは20銘柄で構成されているので、FANG+より分散されているのが特徴です。
上位の銘柄だけに集中するか、もう少し分散したいかで、投資先が分かれそうです。
似た性質のファンドである「FANG+」は10銘柄、「大型テクノロジー株式ファンド(M7)」は7銘柄で構成されています。
M7 | FANG+ | US Tech TOP20 | |
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投資銘柄 | 7銘柄 | 10銘柄 | 20銘柄 |
投資対象 | M7のみ | 米国10銘柄 | 米国以外も含めた20銘柄 |
対象指数 | なし | あり | あり |
信託報酬率 | 0.594% | 0.7755% | 0.495% |
組入比率 | 等金額 | 等金額 | 時価総額加重平均 |
NISA(つみたて投資枠) | ✕ | ◯ | ✕ |
NISA(成長投資枠) | ◯ | ◯ | ◯ |
「FANG+」や「大型テクノロジー株式ファンド(M7)に関する記事は下記をご覧ください。
ETFに投資するだけの投資信託
このファンドは「グローバルX USテック・トップ20ETF」を購入するだけのファンドです。
正直、これだけなら胴元であるETF【2244】を直接購入した方がコストとしては安いですが、少額からでも投資できる事や、端数を揃えられる事に魅力を感じる方であれば、投資信託での購入も選択肢に入りそうです。
投資信託版 | 2244 東証ETF版 | |
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売買単位 | 1口 | 1株 |
信託報酬 | 0.495% | 0.4125% |
運用会社 | 大和アセットマネジメント | グローバルX |
構成銘柄
2024年1月31日時点での構成銘柄は次のとおり。
FANG+の銘柄は網羅されていますが、米国以外の企業も含めた20社で構成されています。
銘柄名 | 組入比率 |
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NVIDIA(エヌビディア) | 9.7053% |
AMAZON(アマゾン) | 7.8703% |
BROADCOM(ブロードコム) | 7.7999% |
MICROSOFT(マイクロソフト) | 7.7976% |
APPLE(アップル) | 7.1585% |
ALPHABET CLASS A(アルファベット) | 6.9084% |
META PLATFORMS CLASS A(メタ) | 6.8494% |
INTUIT(イントゥイット) | 5.8810% |
TESLA(テスラ) | 5.7707% |
PDD HOLDINGS(ピンドウドウ) | 5.2084% |
INTUITIVE SURGICAL(インテュイティヴ・サージカル) | 4.8578% |
ADVANCED MICRO DEVICES(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ) | 3.8897% |
PALO ALTO NETWORKS(パロアルトネットワークス) | 3.5870% |
KLA(KLAテンコール) | 2.9766% |
MERCADOLIBRE(メルカドリブレ ) | 2.5695% |
INTEL(インテル) | 2.5573% |
QUALCOMM(クアルコム) | 2.2951% |
ADOBE(アドビ) | 2.1966% |
TEXAS INSTRUMENTS(テキサス・インスツルメンツ) | 2.0783% |
NETFLIX(ネットフリックス)) | 1.8796% |
まとめ
高いパフォーマンスで人気を誇る「iFreeNEXT FANG+」に続いて、USテック・トップ20に投資できる投資信託が投入されました。
ETFに直接投資するだけのファンドなので、わざわざ手数料を上乗せして投資信託で買う必要があるかは賛否が分かれそうですが、少額から端数を気にせず投資できる投資信託にも一定の需要はありそうです。
東証版ETF(2244)の手数料が0.4125%、投資信託の手数料が0.495%なので、投資額が1,000万だとしたら、年間41,250円と49,500円なので差額は8,250円です。
この程度であれば、投資信託の方が良い方、FANG+よりもう少し分散させたい方にとっては、人気のファンドになる可能性が高そうです。