
2025年3月から、SBI証券とSBI新生銀行の口座を連携するだけで、普通預金でも金利0.4%(税引前)の優遇金利が受けられるようになりました。
SBI証券を利用している方の現金の置き場所として、良い選択肢となりそうなので紹介します。
YouTubeでも解説しています。
金利0.4%の条件

円普通預金で0.4%の優遇金利を受けるには、ステージアッププログラムのうち、最上位のダイヤモンドステージになる必要があります。
通常は預金額などの条件を満たさないとなれませんが、SBI証券ユーザーであれば、次のいずれかの条件を満たすだけで、ダイヤモンドステージになることができます。
- SBI証券との口座振替契約の登録
- SBI新生コネクトの設定
条件① 口座振替契約
口座振替契約とは、SBI証券との口座連携により、SBI新生銀行の口座からSBI証券の口座へ、またはその逆方向へ、即時に資金移動させるための契約です。
口座振替契約をすることで、SBI新生銀行の口座にある金額を、いつでもリアルタイムでSBI証券に入金できるようになります。
リアルタイム入金した金額は買付余力に即反映されます。
※金融機関のメンテナンス時間などで利用できない場合があります。
条件② SBI新生コネクト

SBI新生コネクトとは、SBI新生銀行の円普通預金口座と、SBI証券の総合口座を連携させる自動入出金サービスです。
これにより、投資積立の設定金額をSBI証券の口座に自動入金したり、証券口座で使用していない金額をSBI新生銀行の口座に自動出金できます。SBI新生銀行の口座に円を戻すことで利息計算の対象額となります。
(注意)SBI新生コネクトはSBIハイブリッド預金との併用はできません。
※口座振替契約との併用は可。
翌々月からダイヤモンドステージ

月末の最終営業日15時の時点で、条件を達成すれば翌々月に「ダイヤモンドステージ」にステージアップできます。
たとえば、3月の月末の最終営業日の15時までに口座振替契約を完了すれば、5月からダイヤモンドステージになり、優遇金利を受けられます。
ダイヤモンドステージの優遇サービス

円普通預金の金利0.4%

普通預金として預けておくだけで年金利0.4%が付きます。
決して多くはありませんが、0.001%みたいな時代が十数年も続いたので、かなりの前進です。日銀は今後も金利を上がることが予想されるので、金利の高い銀行にお金を預けておくと、それだけ受け取れる利息収入も上がっていきます。
しかも、SBI新生銀行の金利は、毎月支払われるので、預金額が多いほど毎月のサブスク収入にもなります。
提携ATMの出金手数料が回数制限なく無料

ダイヤモンドステージになると、セブン銀行などの提携コンビニATMの出勤手数料が24時間、何回でも0円になります。
平日だけでなく土日や祝日でも、24時間、何回でも無料になるので、出金手数料を気にする必要が一切ない点は、大きなメリットだと言えます。
他行宛ネット振込手数料が月10回無料

ダイヤモンドステージになった場合、インターネットによる他行宛の振込手数料が、月10回までは、無料で利用できます。
そして、10回を超えてしまった場合は、1回あたり税込み75円となっています。
インターネットのみという制限はありますが、ネットで完結できる方であれば、月10回まで無料はかなり好条件です、
ハピタス経由の口座開設でポイント還元

SBI新生銀行の口座開設はハピタス経由がおすすめです。
ハピタス経由で口座開設するだけで1,500ポイント獲得でき、獲得したポイントは1ポイント=1円で交換したり、他社ポイントやマイル等にも交換できます。
公式サイトから開設するよりお得なので、ぜひ活用してください。
まとめ

金利のある世界では、銀行預金が再び魅力的な選択肢となりつつあります。
長らく続いた低金利時代が終わりを迎え、預金金利が上昇傾向にあるため、預金者は預金を通じて資産を増やす機会を得られるようになりました。
円預金は誰でも必ず持っているポジションなので、金利が高い銀行を見つけて、待機中の資金からも利息が得られるような環境を整えていきましょう